ツクモのBTOパソコン

ツクモのBTOパソコン

ツクモの歴史と沿革

パソコンショップであるツクモは、
かつては九十九電機が運営していましたが
現在はヤマダ電機傘下の子会社になっています。

歴史は古く、戦後の復興期に
先代の社長が秋葉原で電子部品の店を創業したのがきっかけです。
その後アマチュア無線やアップルコンピューターや
PC-8000などのパソコンなど時代を先取る商品を
どこよりも早く扱うことで秋葉原で大きな地位を築いてきました。

しかし2000年代初頭のパソコン(パーツ)価格競争で大きく疲弊し、
2008年に民事再生手続を申請、ヤマダ電機に事業譲渡を行い現在に至ります。

親会社が変わっても依然として秋葉原では服す店舗を構え、
大きな影響力のある店舗と言えるでしょう。
秋葉原のパーツショップが今では当たり前になっている、
イベントフロアの常設のハシリと言えばツクモであり
今現在もかなりの頻度でメーカーとの共催で、
パーツの発表会や展示会などのイベントを開催しています。

ツクモの取り扱い商品

そんなツクモですが、
BTOパソコンは「eX.computer」と言うブランドでくくられています。
そのブランドの大枠の中で
・デスクトップパソコン
・ノートパソコン
・ゲームパソコン
・用途特化パソコン
と言ったラインナップが展開されています。

ケースサイズでバリエーションが3種類のデスクトップ

デスクトップパソコンはさらにケースサイズで、
・タワー/ミニタワー
・スリムPC
・ミニPC
に分かれています。
ミニPCはスリムPCの高さが低く横幅が少し大きいタイプで、
容積自体はスリムPCの2/3程度と言った感じでずいぶん小さいです。
いずれも大手ショップのホワイトボックスBTOらしく、
あまりカスタマイズの幅はありませんが、
訪問するユーザーのニーズを考えると
あまりカスタマイズに幅を持たせるのも機会損失になりそうなので、
そういった戦略が反映されているのでしょう。

ただしSSD/HDDやビデオカードは、
ある程度、種類が置いてあるので
全く選べなくて困るといった事は無いと言えるでしょう。

ビデオカードが起点のゲームパソコン

ゲームパソコンを取り扱うショップは、
だいたいがビデオカードとCPUを固定してあとのパーツを選ばせる
といった商品展開をしていますが、
ツクモのゲームパソコンもそのパターンです。
カスタマイズ性はデスクトップ以下となりますが、
デスクトップ同様にビギナーにも買いやすいように
こういった商品展開をしているものと思われるので問題は無いでしょう。

細かい用途別パソコンを展開

用途別パソコンのラインナップは多く
・ビジネスPC
・動画編集PC
・写真編集PC
・ワークステーション
・Quadro搭載PC
・Shade搭載PC
など、他にも何種類かありますが
この辺りがメインのラインナップでしょう。
大きなくくりで言うと「法人向け」
「画像編集」「動画編集」「ワークステーション」
といったところでしょうか?
いずれの商品もその用途に見合ったCPUや
ビデオカードが取り付けられており、
デスクトップ同様にある程度自由にパーツをカスタマイズできます。

価格は業界水準では安い

ホワイトボックスを展開している大手ですので、
業界内で比較すると価格はそれなりに安いです。
が、大手同士の比較だとやや部が悪いかなといった所です。

サポートの信頼性は高い?

ツクモのBTOパソコンは
無償修理期間が1年とふつうですが、
初期不良期間1カ月と同業他社と比較するとやや長めです。
品質に自信があるのとユーザビリティーに配慮した
素晴らしい期間設定と言えるでしょう。
電話サポートはほぼ年中無休、営業時間内の対応となっています。
メールの問い合わせは年中無休24時間受付しています。

業界大手でそれなりに不評等も聞こえてはきますが、
他の業界大手のショップと比較すると、
その不評は驚くほど少ないです。
特に故障対応の良さは特筆ものと言えるでしょう、
カスタマイズ画面の煩雑さも少ないため、
ツクモは初心者にこそお勧めしたいショップです。

初心者向けのショップ、ツクモ

webページ自体の古臭さはあるものの、
商品選びの煩雑さやカスタマイズの煩雑さとは縁遠い作りで
初心者もパソコンを選びやすいと言えるでしょう。
サポートも質が高いのでその点でもお勧めですが、
値段は大手の中ではやや高い方なので
値段重視する方は別のショップをセレクトするといいでしょう。

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